「だぁーー!勉強なんてやってらんねーよ!」
ロイドが叫ぶ。彼は今仲間でもあり先生でもあるリフィルからの宿題をやっていた。
曰く。「子供が勉強をするのは当たり前です!」とのこと。
「しょうがないよ。先生だってロイドのことを思って言ってるんだよ?」
コレットが言いなだめる。まあこと勉強に関しては彼に言っても仕方ないのだが。
「勉強なんてやっても将来使う機会なんてほとんどないと思うけどな~」
理科とか数学とかぜってー使わねーよ、とふてくされるロイド。
「でもやらないと先生に怒られちゃうよ?」
ううっとうなだれるロイド。無理もない。やらなければこれより更に膨大のものが出されるのは目に見えているのだから。
「くそぅ・・・めんどくさいなぁ。コレットー手伝ってくれよー」
ふてくされながらコレットに助けを求めるロイド。
「でも宿題は自分でやらないと意味がないって先生が・・・」
「ちょっとコツっていうか教えてくれるだけでいいんだ!そしたら自分でやるから、頼む!」
頭まで下げられてしまってはもうコレットとしては断れない。
「じゃあちょっとだけだよ?」
「・・・ほんとか!サンキューコレット!」
ロイドが、がしっ!っとコレットの手を握ってぶんぶんと縦に振る。
急に手を握られコレットは頬を薄く染めたのだがロイドはそんなことには気づきもしない。
「よっしゃー!コレットが手伝ってくれるなら百人力だぜ!」
「そ、そんなことないと思うよ・・・」
見てろよ先生!わっはっはっは、とロイドは高笑いを始めた。
のもつかの間。
「コレット~。もう無理だ~」
もうそのやる気の失墜の速度といったらいたたまれない。
開始5分は快調だった。それからどんどん下がり続け・・・。
30分経過し、その結果今の無気力ロイドの完成である。
「ねぇロイド・・・もうちょっと!もうちょっとだけ頑張ろ?」
なんとかロイドを奮い立たせようとするコレットだが蛇足に終わっている。
「あーもうわっかんねー。それに腹減ったなぁ・・・。コレットーなんか食い物持ってない?」
これはもう重症だ。あの最初のやる気はどこへ行ってしまったのか。見る影もない。
コレット・ブルーネルは考える。ロイドをなんとか勉強モードにさせるために。
(とりあえず今のロイドは私が何を言っても駄目だし・・・何かないかなぁ?)
とそこでロイドが食べ物を求めていたのに気づく。
よし、これなら!と閃いてコレットは台所へ向かった。
「コレットおっせえーな?なんかあったのかな?」
コレットが台所へ向かってからというもののロイドは教科書を見ては諦め見ては諦めの繰り返しだった。
あれから10分ぐらい経っている。確かに自分は食べ物を求めたが軽いおやつでよかったのだが・・・。
とロイドが思っているとコレットが戻ってきた。手に皿を載せている。
「おおっコレット!何作ってくれ・・・た・・・・ん・・・・・・うああああああ!?」
「はい!ロイド!特性トマト炒めだよ」
それはトマトをメインとした野菜炒め。というか全体の8割がトマトを占めている。
「こ・・・こんな恐ろしいものを・・・どうして!コレット」
「だってロイド全然勉強頑張ってくれないから・・・それに何か食べたかったんだよね?」
なんて笑いながらロイドに勧めてくる。大のトマト嫌いな彼にとってこれはつらすぎるだろう。
「ちょ・・ちょっと待った!待ってくれコレット。・・・これはその・・・ちょっとトマトが多すぎやしないか?」
なんとか回避できないものかと彼はコレットに質問する。がそれは時間の問題である。
「え?そうかなぁ?でもトマトって栄養いっぱいだしだいじょぶだよ!」
なんていいながらしまいにはあーんまでしてくる始末。これは・・・もう逃げられない。
「わ、わかったコレット!わかったから!」
だがなんとしても抗いたいロイドは最後の手段を使うしかなかった。
「え?何が分かったの?」
「今!さっきの勉強の答えがわかったんだよ!やーそういうことだったのか簡単じゃん!・・・あはははは・・・」
慌てて教科書とノートに向かい合うロイド。仕方ないのだ。いくらコレットが作ってれたとはいえ嫌いなものは嫌いなのだから。
「でもお腹すいたんじゃ・・・」
「いや!なんか勉強しだしたら全然気にならなくなってさ!ダイジョブさ!」
そう・・・と残念そうに皿を下げるコレットに罪悪感と諸々の感情を抱きながらなんとか勉強に向かう。
「あ!ロイドお腹すいたらまた言ってね!」
「!!!・・・お・・・おう」
この日一日でリフィルの宿題は終わりましたとさ。
あとがき
だめ・・・だ。もう忙しすぎてつらすぎる。
なんかもうあれです。書きなぐっただけですね。
次はもう少しクオリティあのあるものを目指して・・・。